新聞に広告を掲載し、多くの人に自社商材や情報を知ってもらえる、新聞広告。
知名度アップや売上1000万円アップなど、多くの成功例があります。
一方で、売上が計画の半分もたたなかったり、赤字になる失敗例もあります。
この記事で、新聞広告を成功させる3ポイントと、9つの手順を紹介します。
新聞広告では、全国紙や地方紙、専門紙など、種々の新聞で宣伝ができます。
紙や電子版の新聞のほか、新聞社のニュースサイトにも広告を掲載できます。
新聞広告には、主に3つの効果があります。
新聞広告の1つ目の効果は、売上アップが期待できることです。
多くの人が読む新聞に、自社の広告を掲載することで、多くの人にPRができます。
そして、自社の商品やサービスを知って、魅力を感じてもらえることで、売上アップに繋がります。
新聞広告の2つ目の効果は、知名度・認知アップが期待できることです。
いきなり売上に繋がらない場合でも、広告を見た人が自社の商材を知ることで、知名度・認知アップが期待できます。
知名度が増えることで、再び、他の広告や店頭で商品を見たときなどに、購入率アップが期待できます。
新聞広告の3つ目の効果は、信頼性アップや、ブランディングが期待できることです。
新聞は、信頼性が高いメディアです。
出典:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd125220.html
その新聞で自社の商材を宣伝することで、自社や商材に対しての信頼性アップが期待できます。
また、新聞広告を二次利用できる契約の場合、自社のサイトやパンフレットなどに、広告が載った新聞紙面の画像を掲載できます。
それによって、見た人の信頼性アップが期待できます。
また、見た人に、信頼性がある会社・商材と認識してもらえることで、ブランディング効果も期待できます。
次に、新聞広告の5つの基本情報を紹介します。
新聞は、主に下記の種類があります。
種類や発行部数によって、効果や費用感が変わってきます。
そのため、効果と予算に合わせて、広告を掲載する新聞を決めることが大切です。
・一般紙
・専門紙
・スポーツ紙
一般紙は、最もオーソドックスな新聞です。
ニュース記事など、様々な情報を掲載する新聞です。
<一般紙の例>
読売新聞
日経新聞
北海道新聞、など
専門紙は、特定の業界/トピックの情報に特化した新聞です。
<業界紙の例>
経済産業新報
日経産業新聞
石油化学新聞、など
スポーツ紙は、スポーツ・芸能・レジャーなど、娯楽中心の新聞です。
<業界紙の例>
日刊スポーツ
サンケイスポーツ
日刊ゲンダイ、など
・全国紙
・ブロック紙
・地方紙(県紙)
全国紙は、日本全国に発行される新聞です。
知名度が高く、発行部数が多い新聞です。
全国紙には下記の5つがあり、五大全国紙と呼ばれます。
<5つの全国紙>
読売新聞
朝日新聞
日経新聞
毎日新聞
産経新聞
ブロック紙は、発行される地域が広い地方紙で、主に複数の都道府県に発行されます。
ブロック紙には、下記の3つがあります。
<3つのブロック紙>
西日本新聞
中日新聞
北海道新聞、など
地方紙は、県紙とも呼ばれ、主に県内で発行される新聞です。
ほとんどの都道府県に地方紙がありますが、中には地方紙の無い県があります。
一方で、複数の地方紙がある県もあります。
<地方紙の例>
神奈川新聞
神戸新聞
静岡新聞、など
・紙
・電子版
・ニュースサイト
紙の新聞のほか、紙面と同じ情報をスマホ・PCで読める電子版や、新聞社が運営するニュースサイトがあります。
【その他の分類】
・英字紙
・子ども新聞
・タブロイド紙、など
新聞広告は、掲載される場所・サイズ・内容によって分類されます。
また、それらによって、効果や費用感も変わってきます。
どの新聞に掲載するかと同様、広告の種類の選び方も大切です。
新聞広告には、「記事下広告」と「雑報広告」の2つがあり、それぞれにサイズがあります。
記事下(きじした)広告は、最も利用されることが多い広告です。
新聞は、罫線によって、記事欄とその下の広告欄に分かれています。
そして、その広告欄に掲載される広告が、記事下広告です。
1ページ全体に広告が掲載されて、記事欄がない場合も、記事下広告として扱われます。
記事下広告は、縦に15分割、横に2分割or4分割をして、広告の大きさが決まります。
こちらが、一般的な記事下広告のサイズです。
・全15段:ページ全部が広告
・全7段:縦7/15、全横幅の広告
・全5段:縦1/3、全横幅の広告
・5段1/2:縦1/3、横1/2の広告
・2段1/2:縦2/15、横1/2の広告
出典:https://ibaraki-sankei.com/price/
上記以外のサイズで広告が掲載されることは、あまりありません。
特殊なサイズの広告の場合、新聞の紙面を埋めるのが難しくなります。
そのため、新聞社に掲載を断られてしまうケースがあり、上記のサイズで掲載するのが一般的になっています。
現在、15段ではなく12段の紙面も増えていますが、広告は従来の15段でサイズ・料金を出すのが一般的です。
雑報(ざっぽう)広告とは、記事内にある広告のことです。
記事下広告の罫線より上の、記事内にある広告です。
場所によって、この4つの種類があります。
・題字下/題字横:新聞の1面の、題字(新聞名)の下または横にある広告です。各新聞の中に1箇所のみ設けられる枠で、企業広告によく使われます。
・記事中:記事の途中にある広告で、7cm×1段 or 3.5cm×1段の広告です。記事の途中にあるため、読者の目にとまりやすい広告です。
・突き出し:記事下広告のすぐ上の、左右から突き出した形の広告です。切り取りやすいため、クーポン広告によく使われます。
・記事バサミ:記事に挟まれた、1cm×1段などの細い枠の広告です。
出典:https://d1p.jp/service/media/shinbun-ad/
商品・サービスではなく、企業そのものをPRする広告です。
企業の名称・ロゴや、キャッチコピーを掲載することが多い広告です。
企業が商品・サービスをPRする、最もオーソドックスな広告です。
記事下広告や各種の雑報など、どの場所でも掲載されることが多い広告です。
新聞の1面の記事下に掲載される、書籍の広告です。
写真やイラストは使えず、文字のみを掲載できる広告です。
下から3段を使って、横に8分割(8書籍を紹介) or 6分割(6書籍を紹介)で掲載されます。
3段8分割は通称「さんやつ」、3段6分割は通称「さんむつ」と呼ばれます。
3段8分割は文庫本や単行本、事典向けの広告で、3段6割は雑誌向けの広告です。
出典:https://good-books.co.jp/blog/news/3352/
記事体(きじたい)広告は、記事のような体裁の広告で、記事広告、記事広(きじこう)とも呼ばれます。
インタビュー形式や対談形式など、記事のような読み物にして、他の紙面と馴染む広告にできます。
上10段を記事体広告にして、下5段で同じ会社の通常の広告(純広告)を出すこともよくあります。
出典:https://rekaizen.com/company/adg2008/article/4199
臨時の内容の広告で、下記のような種類があります。
・謝罪広告/お詫び広告:事故・不具合などによるリコールや、情報の漏洩などを知らせて、お詫びする広告
・死亡広告/お悔やみ広告:お葬式・お別れの会や社葬などを知らせる広告
・訂正広告:情報の誤りなどがあったときに、訂正を知らせる広告
・お見舞い広告:災害や火事等があった場合に、お見舞いをする広告
企業の求人募集をする広告です。
政治や社会問題について、自分たちの主張を掲載したり、読者へ問いかける広告です。
商業的な利用ではない広告です。
15段(全1ページ)や7段など、大きなスペースを使うことが多い広告です。
政治的な要素を含むことが多いため、広告審査に時間がかかる傾向があります。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000046778.html
選挙活動でのPRや、政策の宣伝・普及のために使う広告です。
選挙前の運動期間に掲載されることが多い広告です。
出典:https://go2senkyo.com/seijika/193748/posts/920217
一般的に、広告の原稿は、広告代理店や制作会社が作成します。
一方で、新聞社が原稿を制作する広告を、「社組み広告」といいます。
記事体広告や1面書籍広告は、通常の広告の場合もあれば、社組みの場合もあります。
新聞広告の料金は、発行部数と、広告サイズによって変わってきます。
サイズ・部数ごとの単価は、どの新聞でも、それほど大きくは変わりません
そのため、サイズ×発行部数という、「どれぐらい読者の目に触れるか」で料金が決まってきます。
新聞広告は、基本的に新聞社に直接依頼はできず、代理店を通して行います。
新聞広告の代理店には、2つのタイプがあります。
1.新聞社に直接窓口を持つ代理店
2.「1.新聞社に直接窓口を持つ代理店」に依頼する代理店(新聞社に直接窓口を持たない代理店)
1.の場合、代理店が新聞社に広告を申込みます。
2.の代理店は、新聞社に広告の申し込みはできません。
「2.の代理店→1.の代理店に申込み→新聞社に申し込み」という流れになります。
また1つの代理店が、新聞社によって、1 or 2と変わるケースもあります。
例えば、代理店Aは、「読売新聞には直接窓口があるけれど、朝日新聞には間接的に依頼する」という形です。
次に、新聞広告を成功させる、3つのポイントを紹介します。
新聞広告を成功させる1つ目のポイントは、「ターゲットの選定」と「依頼先の選定」です。
他の広告と同様に、「自社の商材に興味を持つ人に、広告を届けること」が効果的です。
自社に興味を持つ人か持たない人かで、広告の効果は10倍以上変わります。
例えば、東京にしか店舗がないなら、東京を中心に配布される新聞が効果的です。
高齢者を対象にした健康食品なら、読者に高齢層が多い新聞が効果的です。
読者層がターゲットと重なる新聞に、広告を掲載することが大切です。
ターゲット・依頼先を選定する上で、検討するポイントがこちらです。
【新聞広告の依頼先選定のポイント】
・配られる地域
・配られる部数
・読者の年齢
・読者の職業
・読者の興味
など
新聞広告を成功させる2つ目のポイントは、「小規模からスタートする」ことです。
効果を重視すると、全国紙に、大きいサイズの広告を掲載したいかもしれません。
しかし、いきなり大規模に新聞広告を出すことには、2つのリスクがあります。
【新聞広告を大規模にスタートする2つのリスク】
・思った効果が出ない可能性が高い
・赤字になる可能性が高い
新聞広告は、信頼性が高い一方で、どれぐらい効果が出るかは分かりません。
ノウハウや経験がない段階では、効果的な広告の出し方は、なかなか分からないものです。
効果が出にくいスタート段階で、料金が高い全国紙に広告を掲載すると、赤字になるリスクが高いのです。
3,000万円の広告料を払って、売上が100万円しか出なかったケースもあります。
そこで、まずは地域紙など小規模の広告でテストをして、ノウハウ・経験を蓄積して、成功パターンを把握するのがススメです。
小規模の広告掲載で、何回か広告を試して、当たるパターンを把握していきます。
当たるパターンが分かれば、部数が多い新聞に広告を出したり、掲載面を増やしていきます。
そして、最終的に全国紙に掲載するのが効果的です。
当たるパターンを把握していれば、大規模な広告で、しっかり売上・利益を出しやすくなります。
新聞広告を成功させる3つ目のポイントは、「代理店を上手く使う」ことです。
新聞広告は、代理店に頼むことが必要です。
そして、代理店に、成功に向けたサポートもしてもらうことが効果的です。
広告の出し方のアドバイスをもらったり、相性の良い新聞を教えてもらったり、効果のフィードバックをもらうなど、積極的にサポートを受けましょう。
代理店は、新聞社との仲介だけをする所ではなく、しっかりサポートを受けられる所がオススメです。
代理店を上手く使うことで、新聞広告の成功がぐっと近づきます。
次に、新聞広告を出稿する際の、9つの手順を紹介します。
まずは、新聞広告の目標を設定しましょう。
「かけるコスト・期間・売上」の目標を設定します。
期間は、テスト期間と本番期間の2つに分けて設定しましょう。
例えば、このように目標を設定します。
・テスト期間:初めの3ヶ月をテスト期間にする。テスト期間で、地方紙に1回○万円×10回掲載をして、成功パターンをつかむ
・本番期間:予算○万円で、地方紙と全国紙の両方に計30回掲載。売上○万円、利益○万円をあげる
目標を設定したら、次に、新聞広告の調査をしていきます。
新聞広告のやり方・広告を出している他社・過去の事例などを調査して、自社に合うやり方を検討します。
2.で調査が完了したら、次に、出稿する新聞と、依頼する代理店を選定します。
成功の3ポイントで紹介したように、まずは、小規模からスタートしていくのがオススメです。
新聞と代理店の選定が完了したら、次に、掲載に向けて条件を交渉していきます。
料金は、初回のみ先払いなど、先払いのケースもあります。
その場合は、掲載前に料金を支払います。
条件が決まって依頼をしたら、新聞広告の原稿を作成します。
広告の内容によって、効果が300%変わるケースもあるので、原稿は成功に大切なポイントです。
広告の内容は、代理店にアドバイスももらいながら、作成していきましょう。
広告主ではなく、代理店や新聞社が原稿を作成するケースもあります。
新聞広告では、広告の掲載前に、新聞社による審査があります。
他のメディアに比べて、新聞広告の審査は、厳しい傾向があります。
特に、社会問題や政治に関する内容だったり、健康・お金に関する内容や、過剰な効果を謳った商品の広告は、厳しく審査される傾向があります。
審査が通ったら、新聞に広告が掲載されます。
広告が掲載されたら、実際の紙面をチェックしましょう。
後払い契約の場合、掲載後に料金を支払います。
広告の掲載後、反響や売上など、効果をチェックします。
効果をチェックして、広告の出し方や計画の修正などを行います。
二次利用が可能な契約の場合、広告が掲載された新聞紙面を、サイトなどに掲載できます。
二次利用をすることで、サイトを訪れたユーザーの信頼アップが期待できます。
新聞広告は、信頼性が高い一方で、思った効果を出せないケースもあります。
失敗を避けられるように、新聞広告の3つのデメリットを紹介します。
新聞広告のデメリットの1つ目は、成果の保証がないことです。
新聞広告では、どれぐらい成果が出るかは、事前には分かりません。
コストをかけたから、必ず成果がでるというワケではありません。
計画の1/10の売上も出ないというケースもあります。
成果を出すためには、まずは小規模なテストからスタートしていくのがオススメです。
小規模なテストで成功パターンを掴んでおけば、成果を出しやすくなります。
新聞広告のデメリットの2つ目は、広告を掲載できないケースがあることです。
新聞広告は、広告の中でも、特に審査が厳しい広告です。
ギャンブル・アダルトなどの商材はそもそも掲載がNGだったり、政治的な内容の場合は審査が厳しかったりします。
また、「飲むだけで-10kg」など過剰な効果を謳った広告も、審査でNGとなるケースが多いです。
商材や表現の規制・審査が厳しいのも、新聞広告のデメリットの1つです。
新聞広告では、過激な表現などは使わず、クリーンな訴求をするのがオススメです。
新聞広告のデメリットの3つ目は、コストが合わないケースがあることです。
新聞広告は、多くの人にリーチできる一方、多いと1回に数千万円かかる広告です。
一方で、成果の保証はありません。
そのため、コストが合わず赤字になってしまうケースもあります。
赤字を避けて、しっかり利益を出すには、まずは小規模のテストから始めていくのがオススメです。
小規模のテストで成功パターンをつかめば、赤字を避けやすく、利益を出しやすくなります。
エムズコーポレーションは、初心者でも安心の充実サポートを受けられる代理店です。
エムズコーポレーションは、当サイトで1番オススメのサービスです。
オリコムは、全国紙から地方紙など、さまざまな新聞への広告掲載が可能な代理店です。
新聞以外のメディアを利用した、様々な広告展開も可能です。
リバーストンは、国内で発行されているすべての新聞への広告掲載が可能な代理店です。
求人広告や臨時広告など、様々な種類の広告に対応可能です。
新聞広告は、上手く行えば、知名度/信頼や売上アップが期待できます。
一方で、やり方を誤ると、赤字になるリスクもあります。
ぜひ、上手く進めて、新聞広告を成功できることを願っています。
この記事が、新聞広告を成功させる参考になれば幸いです。
・新聞広告は、知名度・売上アップや、信頼の向上などに効果的です。
・新聞広告には、3つのデメリットもあります。
1.成果の保証がない
2.内容によっては掲載できない
3.コストが合わないケースがある
・新聞広告の成功は、この3ポイントです。
1.掲載する新聞/代理店の選定
2.小規模からスタートする
3.代理店を上手く使う