Site logo

インフルエンサーマーケティングとは?成功の3ポイントと、おすすめサービス3選!

Instagram・YouTubeなどのSNSで、多くのファンを持つインフルエンサーに、PRをしてもらうインフルエンサー・マーケティング。
新規事業でゼロから月300万円の売上を達成したり、前年比で売上300%UPなど、インフルエンサーマーケティングの成功例はたくさんあります。
一方で、売上が1円もたたなかったり、赤字になる失敗例もあります。
この記事で、インフルエンサーマーケティングを成功させる3ポイントを紹介します。

インフルエンサーマーケティングとは?

インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーに自社の商材をPRしてもらって、売上や認知を増やす施策のことです。
インフルエンサーとは、「SNSで多くのフォロワーがいて、その人が発信する情報によって、フォロワーを中心に多くの人に影響を与えられる人」のことです。

インフルエンサーは、1人1人が、「小さいテレビ番組を持っているタレント」のようなものです。
そのため、インフルエンサーに自社商材をPRしてもらうことで、認知や売上アップが見込めます。

また、インフルエンサーマーケティングは、テレビCMと違って、PRを見た人に「自分が知っている人がオススメしている」という構図を作れます。
口コミ紹介の構図のため、PRを見た人に、自然と良い印象を与えられます。
それが、インフルエンサーマーケティングの最大の利点です。

調査によると、5割以上の企業がインフルエンサーマーケティングの実施経験があります。
今後も、利用規模は伸びていくと想定されています。


インフルエンサーマーケティングを実施したことがある企業の割合

出典:https://tsuhan-exa.org/archives/1848

インフルエンサーマーケティングの市場予測

出典:https://www.cyberbuzz.co.jp/2022/11/post-1791.html

PR依頼は、インフルエンサーに報酬を支払うのが一般的です。
ただ、中には、「自社の商品・サービスの無償提供のみ」でPRをしてもらえるケースもあります。

インフルエンサーマーケティングの5つの効果

インフルエンサーマーケティングには、5つの効果があります。

【5つの効果】
1.売上が増える
2.ブランディング・認知アップに効果的
3.知名度がなくても売上を作れる
4.良い口コミが生まれる
5.PR投稿二次利用できる

上手く効果を出せると、自社商材の認知アップや、売上・利益アップに繋げられます。

効果1.売上が増える

インフルエンサーマーケティングの効果の1つ目は、売上が増えることです。
インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサーが、数千~数万人に口コミを広めるようなものです。
インフルエンサーの影響力で、売上アップが期待できます。

効果2.ブランディング・認知アップに効果的

PRが直接売上に繋がらない場合でも、フォロワーを中心に、商材の認知アップが期待できます。
認知が増えることで、時間が経ってからフォロワーがその商品を検索したり、広告や店頭で商材を目にしたときに購入率アップが期待できます。
また、商材に対してポジティブなイメージを持つことで、ブランディング効果も期待できます。

効果3.知名度がなくても売上を作れる

インフルエンサーマーケティングは、新商品・新規事業でも効果が期待できます
知名度がない商材の場合、いきなりテレビCMを流しても、なかなか購入には繋がりません。
一方で、インフルエンサーマーケティングでは、「知っている人が商材をオススメしている状態」を作れます。

知らない商品を、広告で見ても買わないけれど、友人に紹介されると買う人は、多くいます。
実際、知名度がない新商品でも、購入につながったケースは多くあります。
そのため、インフルエンサーマーケティングは、知名度がない新商品・新規事業にもオススメです。

効果4.良い口コミが生まれる

インフルエンサーマーケティングは、良い口コミが広がることも期待できます。
まず、インフルエンサーのPR投稿自体が、良い口コミの役割をします。
また、それを見たフォロワーが、コメントや再投稿などをしてくれることで、口コミが拡散していくバイラルも期待できます。

バイラル(口コミの拡散)が起きると、一気に知名度や売上がアップして、事業が成功に繋がるケースもあります。

効果5.PR投稿を二次利用できる

5つ目の効果は、インフルエンサーの投稿を二次利用できることです。
インフルエンサーの投稿を、自社のサイトなどに掲載することを、二次利用といいます。
サイトを訪れたユーザーが、インフルエンサーのSNS投稿を見ることで、信頼感がアップします。
「Instagramでも話題に」などのキャッチコピーで、Instagramの投稿画像をサイトに掲載するのも、二次利用のオーソドックスな方法です。

注意点として、二次利用をする場合は、必ずインフルエンサーの許可をとっておくようにしましょう。
投稿後ではなく、投稿前に許可をもらっておくと、スムーズに二次利用ができます。
許可をもらわずに無断で利用すると、トラブルになったり、損害賠償にもなりかねません。
特に、有名人や事務所に所属しているインフルエンサーの場合、掲載する場所・掲載方法など、事前に細かく合意しておくのがオススメです。

インフルエンサーマーケティングの5つの基本情報

1.SNSのプラットフォーム

インフルエンサーマーケティングのPRで、1番件数が多いのがInstagram、2番目がYouTubeです。
ただ、Youtuberへの依頼単価は高いので、金額規模では、1番がYouTube、2番がInstagramとなっています。


インフルエンサーマーケティングの市場予測

出典:https://www.cyberbuzz.co.jp/2022/11/post-1791.html

また、X(Twitter)やTikTokでのPRもあります。
どのプラットフォームで依頼するかは、効果・コストと、自社商材との相性を考えて選ぶことが大切です。

例えば、X(Twitter)は文字中心の短文投稿で、あまり画像を載せないため、ビジネス系の商材や書籍と相性が良い傾向があります。
一方で、ビジュアルでの訴求が重要な、ファッションや美容とは、あまり相性がよくありません。

また、YouTubeの場合、例えばグルメや旅行などのジャンルのYouTuberは多くいます。
一方で、ファッション系のYouTuberはあまり多くありません。
そのため、アパレル企業のPRの場合、インスタグラマーとの相性が良い傾向があります。

2.投稿のジャンル

インフルエンサーのジャンルには、ファッション、美容、旅行、グルメなど、色々なジャンルがあります。
主なジャンル別のインフルエンサー数が、こちらです。

インフルエンサーのジャンル・カテゴリの割合

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000188.000008567.html

インフルエンサーマーケティングでは、自社商材に合ったジャンルのインフルエンサーに依頼することが大切です。
例えばアパレル会社の場合、旅行・グルメ系ではなく、ファッション系のインフルエンサーに依頼する方が効果が出やすくなります。

ざっくりとした目安として、アパレル商品のPRをフォロワー5万人のインフルエンサーに依頼した場合、これぐらいの差がでます。
・ファッション系のインフルエンサー:売上200万円
・旅行系のインフルエンサー:売上10万円

同じジャンルのインフルエンサーの方が効果が出ることには、2つの要因があります。
・PRが普段の投稿に馴染むので、宣伝感が出にくい
・フォロワーに、PRで紹介する商材に興味がある人が多い
PRをする際は、自社の商材と、インフルエンサーとの相性が大切です。

3.フォロワーの数

インフルエンサーマーケティングでは、フォロワー数(YouTubeは登録者数)は、重要な指標です。
フォロワー数(登録者数)が、影響力の1つの目安です。

【フォロワー数ごとのインフルエンサーの分類】
・トップインフルエンサー:フォロワー100万人以上。芸能人など、トップクラスの影響力。
・ミドル(マクロ)インフルエンサー:フォロワー10~100万人。特定の分野で強い影響力を持つ。
・マイクロインフルエンサー:フォロワー1~10万人。特定の分野に特化していて、ある程度の影響力を持つ。
・ナノインフルエンサー:フォロワー1万人以下。ニッチな分野に特化していて、影響力は小さいものの、フォロワーの質が高い。

インフルエンサーのフォロワーの数。トップインフルエンサー、ミドルインフルエンサー、マイクロインフルエンサー、ナノインフルエンサー

出典:https://growthseed.jp/experts/sns/influencer/

フォロワー数が多いほど、影響力が大きい一方で、報酬が高い・依頼が難しいというデメリットもあります。

4.フォロワーの質

同じフォロワー数でも、フォロワーの質によって、影響力が変わってきます。
同じ1万人のフォロワーでも、そのインフルエンサーの投稿のリーチ(投稿が表示された人数)が2000人か8000人かで、影響力は変わってきます。

フォロワーの質をチェックする際は、下記の指標を見るのがオススメです。
Instagram:エンゲージメント率(フォロワー数に対する、いいね+コメントの数)
Youtube:登録者数に対する、視聴回数・いいね数・コメント数

また、フォロワーが多いインフルエンサーほど、フォロワーと距離があって、関係性が薄く、質は低くなります。
フォロワーが少ないインフルエンサーほど、フォロワーとの距離が近く、関係性が濃くて質が高い傾向があります。
また、稀なケースですが、中にはフォロワーをお金で買って、フォロワーを増やしているケースもあります。

インフルエンサーにPR依頼をする際は、フォロワー数に加えて、いいね数・コメント数・フォロワーの属性(性別・年齢)など、質も考慮するのがオススメです。

5.SNSの投稿内容

Instagramだと、主にこの3つの投稿方法でPRをしてもらえます。
1.フィード投稿(Instagramのメイン投稿)
2.リール動画(短いショート動画の投稿)
3.ストーリーズ(数秒のスライドショー形式の、カジュアルな投稿)

YouTubeでは、企画によって動画の内容は様々で、例えばこんな投稿方法があります。
1.商品/サービスが中心の動画
2.通常の動画の中で、商品を絡ませる(例. 料理動画でPRする調味料を使う、など)
3.通常の動画の最後に、商品紹介のPRを入れる

インフルエンサーマーケティングでは、投稿方法によって、効果や費用が変わってきます。
Instagramだと、「1.フィード投稿」が効果&報酬が1番高く、「3.ストーリーズ」が1番低くなります。
YouTubeだと、「1.商品/サービスを中心の動画」が効果&報酬が1番高く、「3.動画の最後にPR」が1番低くなります。(企画が良い場合、2.が1番効果が高いケースもあります)
依頼する際は、効果とコストのバランスで、PR方法を選ぶことが大切です。

インフルエンサーマーケティングの3つのデメリット

インフルエンサーマーケティングは、上手く実施すると、大きなマーケティング効果が期待できます。
一方で、3つのデメリットもあり、失敗してしまうケースもあります。
失敗を避けられるように、3つのデメリットを紹介します。

1.成果の保証がない

他のほとんどのマーケティングもそうですが、インフルエンサーマーケティングも、成果が必ず出る保証はありません。
上手く実施すれば効果が出やすい施策ですが、必ず効果が出るワケではありません。
特に、最初は、社内にノウハウがないケースが多いので、思うように成果が出ないことがあります。

2.インフルエンサーへの依頼が難しい

インフルエンサーマーケティングの2つ目のデメリットは、インフルエンサーへの依頼が難しいことです。
人気のインフルエンサーには、日々、様々な企業からPR依頼が届きます。
人気インフルエンサーは、企業からのPR需要が大きいため、インフルエンサーから企業に対する要求水準が高くなりがちです。

【インフルエンサーの要求事項の例】
・PR報酬の額
・PRする商材が好きか
・PRのハードルが高くないか(期限・投稿作成の手間など)
・自分にマイナスがないか(PR投稿によって、フォロワーが減らないか、印象が悪くならないか等)

インフルエンサーは、PR内容や報酬が気に入らないと、なかなか依頼を受けてくれません。
依頼自体が難しいことが、インフルエンサーマーケティングのデメリットの1つです。

3.コストが合わないケースがある

インフルエンサーマーケティングには、主に下記のコストがかかります。
・インフルエンサーへのPR報酬
・インフルエンサーへ商材を無償提供するコスト
・案件を管理する人の人件費

コストは必ず発生しますが、売上がいくら上がるかは未知数です。
そのため、目標の利益が出なかったり、赤字になってしまうケースもあります。

赤字や失敗を避けて、成功できるように、インフルエンサーマーケティング成功の3ポイントを紹介します。

インフルエンサーマーケティングを成功させる3ポイント

1.インフルエンサーの選定

インフルエンサーマーケティング成功の1つ目のポイントは、インフルエンサーの選定です。
どのインフルエンサーに依頼するかで、マーケティングの成否が大きく分かれます
こちらが、インフルエンサーを選定する時の主なチェックリストです。

【インフルエンサー選定のチェックリスト】
・自社の商材と良いジャンルのインフルエンサーか
・フォロワーの人数が、マーケティング目標とあっているか(効果と報酬のバランス)
・フォロワーの質は高いか(エンゲージメント率が高いか、外国人フォロワーが多くないか等)
・投稿の総数に対して、PR投稿数が多くないか
・PR投稿をするSNSと自社の商材の、相性が良いか
・PR報酬が、効果の見込みと合っているか

2.小規模からスタートする

インフルエンサーマーケティング成功の2つ目のポイントは、まずは「小規模から始めること」です。
フォロワーが数千人など、ナノインフルエンサーへの依頼から始めるのがオススメです。

大きな効果を出すために、フォロワー30万人以上など、有力インフルエンサーに依頼してみたいかもしれません。
しかし、有力なインフルエンサーは、なかなか依頼を受けてくれないので、依頼そのものが難しいです。
また、報酬も高いので、かなりノウハウがないと、赤字になる可能性も高いです。

その点、ナノインフルエンサーは、依頼が簡単で、PR報酬も少なくて済みます。
ナノインフルエンサーで経験を積んで、社内にノウハウが溜まって、成功パターンが見つかったら、だんだん規模を大きくしていくのがオススメです。

また、ナノインフルエンサーの方が、利益が出やすい傾向があります。
インフルエンサーへのPR報酬は、通常、「フォロワー単価×フォロワー数」で設定します。
そして、ナノインフルエンサーは、フォロワーとの関係性が濃くて質が高いため、フォロワー1人当たりの売上が高い傾向にあります。
そのため、ナノインフルエンサーの方が、「@フォロワーの利益=@フォロワーの売上 – @フォロワーの報酬」が高くなり、利益が出やすくなります。

3.外部のサービスを上手く使う

インフルエンサーマーケティング成功の3つ目のポイントは、外部のサービスを上手く使うことです。
外部のサービスには、インフルエンサーとのマッチングプラットフォームや、コンサルティング/代行、分析ツールなどがあります。

マッチングプラットフォームを使うと、多くのインフルエンサーから応募が来てPR報酬が低いインフルエンサーに依頼ができたり、ボタン1つで依頼ができて管理工数を抑えられます。
ノウハウや経験が豊富なプロにコンサルや代行を頼むと、効果を高められたり、インフルエンサーと上手く交渉をしてPR報酬を抑えたりできます。

インフルエンサーマーケティングに長けている会社ほど、上手く外部サービスを使っている傾向があります。
自社の状況や目標に合わせて、外部のサービスを有効に使うことで、費用を抑えたり、成功までの時間を短縮しやすくなります。

オススメのサービス3選はこちら

インフルエンサーマーケティングの9つの手順

次に、インフルエンサーマーケティングを行う時の、具体的な9つの手順を紹介します。
インフルエンサーマーケティングは、この9つのステップで行っていきます。

【インフルエンサーマーケティングの9つの手順】
1.目標と期限の設定
2.インフルエンサーの調査
3.インフルエンサーの選定
4.条件の交渉
5.案件を進行
6.投稿完了後の確認
7.効果の確認と計画の修正
8.報酬の支払い
9.二次利用

1.目標と期限の設定

まずは、マーケティングの目標と期限を設定します。

【目標】
目標は、この3つを設定するのがオススメです。
・PR施策から上がる売上
・PR施策にかけるコスト
・売上からコストを引いた、利益

【コスト】
PR施策にかかるコストは、この3つがあります。
・インフルエンサーに支払うPR報酬
・商材を無償提供するコスト(原価+配送料など)
・案件を管理する人の人件費

【PR報酬】
PR報酬の目安は、こちらです。
・Instagram:1~3円/@フォロワー
・YouTube:2~5円/@登録者
・X(Twitter):0.5~3円/@フォロワー

知名度が高いインフルエンサーや、ハードルが高い投稿の場合、PR報酬がより高くなるケースもあります。
一方で、無償で提供する商材が魅力的だったり、高額な商材の場合、報酬を抑えられたり、報酬0円で依頼できるケースもあります。

【期限】
期限は、2週間~1ヶ月で1サイクルを回すのがオススメです。
1サイクル:インフルエンサーの選定→依頼→投稿→完了確認

まずは小規模のテストのために2~3ヶ月で2~4サイクルを回して、ノウハウや成功パターンを習得すると効果的です。
テスト完了後は、6ヶ月~1年ぐらいの期間で、目標を作っていくのがオススメです。

<目標と期限の例>
・テスト期間
期間:3ヶ月
目標:2~4サイクルを回して、成功パターンを見つける

・テスト完了後
期間:6ヶ月
目標:9サイクルを回して、のべ45人に依頼。45人のフォロワー総数135万人。PR報酬270万円。売上2700万円。原価率60%、利益600万円

2.インフルエンサーの調査

目標と期限を設定したら、マーケティングの調査をしていきましょう。

【調査ポイント】
・自社の商材は、どのSNSと相性が良いか
・自社の商材は、どのジャンルのインフルエンサーと相性が良いか
・そのジャンルには、どんなインフルエンサーがいるか
・そのジャンルのインフルエンサーは、よくPR投稿をしているか
・どんな内容のPR投稿をしているか
・PR依頼をしている競合他社はどこか

そのジャンルのインフルエンサーのPR投稿が極端に少ない場合、依頼を受けてもらいにくい可能性があります。
逆に、極端に多い場合、依頼を受けてもらいやすい一方で、フォロワーがPR投稿を見慣れていて、売上に繋がりにくい可能性があります。

また、景品表示法上、PR投稿の場合は「#PR」「#sponcerd」のタグをつけるなど、報酬をもらったPRと明記する必要があります。
そのため、PR投稿をピックアップする際は、そのタグで検索してPR投稿を探すのもオススメです。

3.インフルエンサーの選定

2.で調査が終わったら、次に、依頼するインフルエンサーを決めていきます。
まずは、フォロワーが1000~5000人ぐらいの、ナノインフルエンサーに依頼するのがオススメです。

【インフルエンサー選定のチェックポイント】
・自社の商材と相性が良いジャンルのインフルエンサーか
・フォロワーの数が、目標と合っているか
・フォロワーの質が高いか(いいね、コメントが多いなど)
・フォロワーが、顧客層と合っているか(性別・年齢・国籍・趣味、など)
・普段の投稿内容が良いか(魅力的な投稿か、PRが多すぎないか、など)
・依頼するインフルエンサーの人数を決める

PRの打診をして、OKを貰える確率は、20%~40%程度です。
そのため、依頼予定の人数より多く打診して、その中から依頼するインフルエンサーを決めるのが効率的です。

4.条件の交渉

3.の選定が完了したら、インフルエンサーに連絡をとって、PR依頼の交渉をしていきます。
ナノ・マイクロインフルエンサーの場合、DMを送ったり、プロフィールに書いてある連絡先にメッセージを送ります。
トップインフルエンサーの場合、DM等はほぼ見ていないので、事務所などに連絡をして交渉をしていきます。

【交渉で決めておくポイント】
・投稿の内容
・投稿の期限
・いつまでに商材を無償提供するか
・PR報酬
・投稿の事前チェックをするか
・投稿のあと、投稿内容の修正依頼ができるか
・投稿の二次利用はOKか
・投稿をしなかった/合意と違う投稿をした場合などの対応方法

投稿の内容は、大まかな概要のみ決めておくのがオススメです。
インフルエンサーは、自分の世界観を大切にして投稿をしているので、企業に投稿内容を細かく指定されることを嫌がります。
そのため、投稿内容を細かく指定すると、依頼が成立しにくくなったり、高いPR報酬を要求されがちです。

一方で、何も決めないと、企業の意図に外れた投稿になったり、いい加減な投稿になるケースもあります。
大まかな方向を決めておいて、あとはインフルエンサーの自主性に任せると、良い投稿になる傾向があります。

また、有名人・事務所所属のインフルエンサーでない限り、契約書を締結することは稀です。
ただ、契約書を締結しなくても、条件は事前にしっかり決めておいて、後からトラブルにならないようにしましょう。

5.案件を進行

4.で条件が決まったら、PR投稿に向けて案件を進めていきます。
まずは、インフルエンサーに、自社の商品やサービスを無償提供します。
インフルエンサーは、自社の商材に魅力を感じると、自然と良い投稿をしてくれます。

無償提供の後、投稿の事前チェックを合意している場合は、下書き(投稿予定の内容)を提出してもらいます。
それまでやり取りをしていたメッセージツールや、スプレッドシートなどで下書き共有してもらい、チェックします。
下書きを確認して、修正箇所があれば伝え、問題なければ投稿に進んでもらいます。

修正依頼をする場合も、事実誤認など、問題がある部分のみ修正をしてもらうのがオススメです。
無理に商材を褒める内容に変えさせようとしても、インフルエンサーが嫌がったり、不自然な投稿になって効果が出にくくなります。
(内容によっては、ヤラセになってしまいます)

できるだけインフルエンサーの自主性に任せて、自社商材を気に入ってもらえるようにするのがオススメです。
そうすると、自社商材を自然と褒める内容になり、1番効果が出る傾向があります。

6.投稿完了後の確認

PR投稿が完了したら、内容を確認しましょう。
また、投稿にPR表記があることも確認しておきましょう。
Instagramだと「#PRや#sponcerd」などのタグが付いていることを確認します。
YouTubeだと「プロモーション表記」があることを確認します。

もしPR表記がなければ、つけてもらうよう依頼しましょう。
PR表記がないと、景品表示法違反になってしまい、企業が罰則を受けることがあります。
PR報酬がない場合でも、商材を無償提供していれば、PR表記が必要です。

7.効果の確認と計画の修正

投稿を確認して、数日~2週間たったら、効果を確認します。
基本的に、投稿してすぐが1番フォロワーに届きやすいので、投稿直後~3日の間に売上が増える傾向があります。
SNS上で自社の商材名を検索して、口コミが増えているかをチェックすることも効果的です。
投稿後にバイラル(口コミの拡散)が起きると、数ヶ月~数年たっても、売上が上がることがあります。

8.報酬の支払い

投稿完了を確認してPR案件が完了したら、予定の期日までに、インフルエンサーに報酬を支払います。

9.二次利用

二次利用OKで合意をしている場合、自社のサイトやSNSに、インフルエンサーの投稿を掲載できます。
有名人や事務所所属のインフルエンサーだと、1年間のみなど期限があるのが一般的です。
それ以外のインフルエンサーの場合、一般的に期限は設けないので、その場合はずっと使用できます。

コンサル・代行を使った場合

コンサルや代行サービスを使うと、アドバイスをもらいながら案件を進められたり、選定・依頼・管理などを代行してもらえます。
自社だけではノウハウやリソースが足りない場合、コンサル・代行を使うと、PRをスムーズに進められます。

オススメのサービス3選はこちら

インフルエンサーマーケティングの3つの成功事例

1.自然とファンになってもらって、PR成功

こちらは、美容・コスメ会社の成功事例です。
この会社では、ファンデーションのプロモーションで、インスタグラマーにPRを依頼しました。
もともと、その会社のコスメを使っているインフルエンサーだったため、初回の連絡から反応が良く、スムーズにPR依頼を受けてもらえました。

PR投稿の後も、通常の投稿で、その会社のコンシーラー、アイシャドウなどを紹介してくれていました。
報酬を払ってPRをしてもらうだけではなく、商品を気に入ってもらって、自然と商品を紹介してもらえた好事例です。

2.効果の良い人にアンバサダーになってもらって、PR成功

次は、健康食品を販売している会社の事例です。
この会社では、ダイエットをしている女性向けのプロテインを販売していました。
この会社は、インフルエンサーにブランドアンバサダーになってもらって、繰り返し紹介してもらうマーケティングを行いました。

はじめは、20人ぐらいのインフルエンサーにPR投稿をしてもらいました。
そして、効果を確認した後、その中の効果が高かった7人にアンバサダーになってもらいました。
アンバサダーになってもらうことで、月1~2回の投稿に加えて、プロフィールに「○○プロテインのアンバサダー」と記載してもらい、知名度を一気に高められました。

インフルエンサーマーケティングでは、効果が高い人を事前に見極めることは、なかなかできません。
そこで、多くのインフルエンサーにPRをしてもらい、誰が効果が高いかを実績で判断して、その人への継続依頼で成功した事例です。
アンバサダーは、繰り返しPR投稿をしてもらうので報酬はかかりますが、知名度アップやブランディングにも効果的です。

3.ポップアップイベントにインフルエンサーを招待して、PR成功

最後に紹介するのは、新商品のポップアップイベントにインフルエンサーを紹介して、PRに成功したアパレル企業の事例です。
(ポップアップ:レンタルスペースなどで行う、期間限定のイベント)
この会社では、3日間限定で、春夏の新商品の販売イベントを行いました。

イベントの初日に、15名のインフルエンサーを招待して、イベントのPRをしてもらいました。
「参加した当日中に、イベント紹介の投稿をする」ことだけ決めて、PR方法はインフルエンサーにお任せにしていました。
イベント後に投稿をする人の他、イベント中にライブ配信をする人もいました。
また、複数のインフルエンサーが同日に投稿をすることで、人気のイベントという印象をフォロワーに持ってもらえました。

投稿を見た多くのフォロワーが、2・3日目のイベントに来てくれました。
それ以外にも、イベント後に店舗にもフォロワーが来てくれて、紹介された商品はほぼ完売になったようです。
企業が投稿方法を決めるのではなく、インフルエンサーの自主性に任せたことで、成果を出せた事例です。

インフルエンサーマーケティングの3つの失敗事例

インフルエンサーマーケティングは成功事例がたくさんありますが、失敗事例もあります。
失敗を避けられるように、上手くいかなかった事例も紹介します。

1.いきなり有力なインフルエンサーに依頼してしまった

これは、初回から有力なインフルエンサーに依頼した、飲食店の事例です。
この飲食店は、PR効果を高めたいと思って、初回のPRで、20万~30万人のフォロワーを持つインフルエンサーをスカウトしました。
報酬の相場感や、進め方もあまり分かっていなかったため、20人をスカウトして、OKをもらえたのは1人だけでした。

その1人の投稿も、「普段とほとんど変わらない投稿に、おまけ程度にお店の名前を出しただけ」という内容でした。
数十万円の報酬を払っていましたが、ほとんどPR効果がなく、投稿後も来客は変わらなかったそうです。

有力なインフルエンサーは、依頼のハードルが高いのと、報酬に見合う効果がなかった場合は損失が大きくなってしまいます。
インフルエンサーマーケティングは、まずナノインフルエンサーに依頼をして、経験を積んでいくのがオススメです。

2.ジャンル違いのインフルエンサーに依頼して赤字になってしまった

次に紹介するのは、ファッション系のインフルエンサーに依頼をした、コスメ会社の事例です。
この会社は、ファッション系のインスタグラマーに、新作ファンデーションのPRを依頼しました。
計画の時点で、「ファッションに興味がある人は、見た目をキレイにする美容にも興味がある」と予想していました。
しかし、蓋を開けてみると、効果はほぼありませんでした。

そのインスタグラマーは、普段の投稿では、ほぼ顔を出していませんでした。
そのため、フォローワーは、あくまで服を参考にしていて、顔周りの美容はあまり参考にしていなかったのです。
ファッションと美容は似ているジャンルに見えて、実は別ジャンルだったのです。

しかも、普段やっていない顔出しの投稿を会社が希望したため、フォロワー単価4.0円の高めの金額設定になりました。
その結果、ほとんど売上は増えず、PR費用が多くかかったので、赤字案件になってしまいました。

インフルエンサーマーケティングでは、商材とインフルエンサーのジャンルの相性は非常に重要です。
自社の商材と合うジャンル・インフルエンサーを見つけるためには、まずは小規模のテストから始めることがオススメです。

3.フォロワーの8割が外国人だった

最後に紹介するのは、女性向けの健康食品の会社の事例です。
この会社は、コメントやいいね数が多い、フォロワーの質が高そうなインフルエンサーにPR依頼をしました。
PR投稿にも、多くのいいねやコメントがつきました。
ところが、売上はほとんど増えませんでした。

担当者は不思議に思って、その投稿にいいねをしている人やフォロワーを調べてみました。
すると、8割が外国人で、ターゲットとなる日本人女性は1割未満だったのです。

同じ10万人のフォロワーでも、日本人女性のフォロワーが8割のインフルエンサーと比べると、ターゲットの人数は1/10ぐらいしかいません。
一方で、PR報酬がフォロワー単価2円の設定の場合、PR報酬はどちらも同じ20万円です。

同じ報酬を払う場合でも、フォロワーの属性によって、期待できる効果は大きく変わってきます。
どんなインフルエンサーが、自社の商材と相性の良いフォロワーを持っているか見極めるためにも、まずは小規模なテストから始めるのがオススメです。

インフルエンサーマーケティングのオススメサービス3選

インフルエンサーマーケティングは、すべて自社で行うことも不可能ではありません。
ただ、ノウハウが難しいことと、工数が必要な点で、すべて内製化するのはあまりオススメではありません。
インフルエンサーマーケティングで成功している企業ほど、上手く外部のサービスを使っています。
最後に、インフルエンサーマーケティングの成功にオススメのサービス3選を紹介します。

4種類のサービス

インフルエンサーマーケティングに関するサービスは、主に4種類があります。

【インフルエンサーマーケティングのサービス種類】
1.マッチングプラットフォーム
2.コンサル/代行
3.インフルエンサー事務所
4.ツール

1.マッチングプラットフォーム

マッチングプラットフォームは、PRを依頼したい企業とPRを受けたいインフルエンサーを、マッチングするサービスです。
多くのインフルエンサーに簡単に応募をかけられるため、依頼のハードルを下げたり、工数を削減できます。
多くの応募の中から、PR報酬が安いインフルエンサーに依頼することもできるため、PR報酬も抑えられます。
中には、月額料のみで、PR報酬0円(無償提供のみ)で依頼ができるプラットフォームもあります。

2.コンサル/代行

コンサル/代行は、施策のアドバイスをもらえたり、案件を代行してもらえるサービスです。
特に、インフルエンサーマーケティングのノウハウがない会社にオススメです。

また、過去の案件遂行によって、多くのインフルエンサーと繋がりがある企業も多くあります。
有力なインフルエンサーにも依頼しやすいので、自社にノウハウがある会社にもオススメです。

3.インフルエンサー事務所

インフルエンサー事務所は、多くの有力インフルエンサーが所属している事務所です。
PR報酬は高い傾向がありますが、その代わり、有力なインフルエンサーやフォロワーの質が高いインフルエンサーに依頼できます。
また、案件の進行や投稿内容をしっかり管理してくれるメリットもあります。

4.ツール

ツールには、データの分析ツールや、案件の管理ツールなどがあります。
ツールを使うことで、インフルエンサーのフォロワーの属性の分析、過去のPR投稿の反響、普段のエンゲージメント率、依頼連絡の一元管理など、効果・効率を高められます。

中には、スパム的にDMを送るツールなど、SNSの利用規約に違反したツールもあります。
規約に違反したツールの場合、自社のSNSアカウントが停止になるなどのリスクもあるので、注意が必要です。

オススメランキング3選

1位:bibin
依頼料0円で、簡単にPRできる!

★★★★★ (5.0) サービス種類:マッチングプラットフォーム

【費用】
PR料:0円(商品・サービスの無償提供)

  • オススメ
  • 高評価
  • 実績が豊富
  • リーズナブル
  • 初期費用0円

bibinは、商品・サービスの無償提供だけで、PR料0円でPRを依頼できます。
bibinは、当サイトで1番オススメのサービスです。
売上300%アップ、サイトへの流入400%アップなど、成功例も豊富です。

2位:Talema.(タレマ)
初期費用・月額料無料で、YouTuberにPR依頼できる!

★★★★★ (5.0) サービス種類:マッチングプラットフォーム

【費用】
初期費用0円
月額料金0円
マージン:20%

  • 高評価
  • 実績が豊富
  • リーズナブル
  • 初期費用0円

Talema.は、初期費用0円、月額金額0円で、YouTuberにPR依頼ができます。
インフルエンサーの選定前に、YouTubeにアップする企画案と、YouTuberの報酬希望額を確認できます。
依頼前に、YouTuberから企画案をもらえて、どんな動画をアップするか分かるので、安心してPRを依頼できます。

3位:CLOUD CASTING(クラウド キャスティング)
PR施策を丸投げできる、簡単・安心のサービス!

★★★★★ (5.0) サービス種類:代行

【費用】
マージン:PR費用の10%

  • オススメ
  • 高評価
  • 実績が豊富
  • リーズナブル

CLOUD CASTINGは、PR施策を丸投げできる、簡単・安心の運用代行サービスです。
インフルエンサーマーケテイングは、やり方で効果が200%以上変わるので、特に初心者にオススメです。
また、CLOUD CASTINGと提携している質の高いインフルエンサーにPR以外ができるので、中~上級者にも効果的です。

インフルエンサーマーケティングのポイントまとめ

インフルエンサー・マーケティングは、上手く行うと、一気に売上・利益をアップできる可能性を秘めています。
一方で、やり方を誤ると、赤字になってしまうリスクもあります。

ぜひ、PR施策を上手く進めて、事業に成功していただけることを願っています。
この記事が、インフルエンサーマーケティング成功の参考になれば幸いです。

インフルエンサーマーケティングのポイント

・インフルエンサーマーケティングは、売上アップ・ブランディングなどに効果的です。

・インフルエンサーマーケティングには、3つのデメリットもあります。
 1.成果の保証がない
 2.依頼が難しい
 3.コストが合わないケースがある

・インフルエンサーマーケティングの成功は、この3ポイントです。
 1.インフルエンサーの選定
 2.小規模からスタートする
 3.外部のサービスを上手く使う